飛行舘 機体

零式艦上戦闘機「ゼロ戦21型・52型」、一式戦闘機「ハヤブサ(隼)1型・2型」をはじめ、
山本五十六元帥が最期に搭乗した同型機である「一式陸上攻撃機」、人間ロケット「桜花」、
日本海軍の練習機である「93式中間練習機」、ライト兄弟の「ライトフライヤー(レプリカ)」などを展示、
屋外展示場には「ロッキードT-33A」、「F-86Fブルーインパルス」 なども展示しております。

当館では展示機の復元記録 「隼よ甦れ」、「栄よ甦れ」、「零戦よ甦れ」、「陸攻よ甦れ」を館内で販売しております。

主な展示品

  • 中島飛行機製一式戦闘機(ハヤブサ)2型 6750号機

    旧日本陸軍、飛行第77戦隊で運用された2型です。
    この6750号機は1944年、ニューギニアで米軍に捕獲
    され、性能調査試験が実施された有名な機体です。
    米軍は試験により、ハヤブサは操縦が容易で、いかなる
    連合軍機よりも旋回性能が勝ると評価しました。

    「書籍 隼よ甦れⅡ」、「DVD 隼よ甦れ2・3」では
    ハヤブサ2型が紹介されています。

    隼2型

  • 中島飛行機製一式戦闘機(ハヤブサ)1型

    上昇力や加速力では、ゼロ戦を上回る性能を持つ
    旧日本陸軍の主力戦闘機です。
    日本で唯一、現存するこの機体には、南方作戦の成功に
    大きく貢献した、飛行第64戦隊長「加藤建夫少佐」乗機
    の塗装・マーキングが施されております。

    「書籍 隼よ甦れⅠ」、「DVD 隼よ甦れ1」では
    ハヤブサ1型が紹介されています。

    隼1型

  • 中島飛行機製零式艦上戦闘機 21型 91518号機

    90%以上ものオリジナル部材を使用して復元され
    栄12型エンジンを装備した、世界で唯一の
    ゼロ戦21型です。

    「書籍 零戦よ甦れⅡ」、「DVD 零戦よ甦れ Vol.2」では
    21型91518号機が紹介されています。

    零式艦上戦闘機 21型 中島飛行機製 91518号機

  • 中島飛行機製零式艦上戦闘機 52型 1493号機

    昭和19年(1944年)5月頃、中島飛行機にて作られた
    ゼロ戦52型です。
    栄31型エンジン、四式射爆照準機などを装備した
    後期の機体です。

    「書籍 零戦よ甦れⅢ」、「DVD 零戦よ甦れ Vol.3」では
    52型1493号機が紹介されています。

    零式艦上戦闘機 52型 中島飛行機製 1493号機

  • 三菱製一式陸上攻撃機 22型 12017号機

    1941~1945、太平洋戦争時に作られた双発の傑作機。
    2,400機もの一式陸上攻撃機が生産されましたが、
    復元・現存の機体は世界で唯一この展示機だけです。

    「書籍 陸攻よ甦れ」、「DVD 陸攻よ甦れ」では
    一式陸上攻撃機が紹介されています。

    一式陸上攻撃機 22型 三菱製 12017号機

  • 人間ロケット桜花

    戦争末期の1945年より実戦投入された桜花は、
    一撃で大型艦も撃沈可能な1,200kgの爆弾を先端に
    積んだ、特攻専用の自爆機です。
    母機となる一式陸上攻撃機に吊され、目標付近で分離、
    敵艦へ体当たりを行いました。

    桜花

  • 旧日本海軍93式中間練習機

    旧日本海軍の操縦士養成用練習機です。
    海軍のパイロットはこの機で、高度な操縦技術を
    身につけました。
    練習中に海に落ちても見つけやすいように尾翼が
    朱色に塗られ、「赤とんぼ」と呼ばれていました。

    93式中間練習機

  • 世界初のエンジン飛行機ライトフライヤー(レプリカ)

    100年前ライト兄弟が世界で初めてエンジンによる
    飛行に成功した歴史的に重要な飛行機です。
    ・米国 ノースカロライナ州 キティーホークにて
     1903年12月17日
     距離33.6m/約12秒飛行

    ライトフライヤー(レプリカ)

  • ロッキードT-33A シューティングスター

    世界30ヶ国以上で軍用機として使用された米国初の
    複座ジェット練習機です。
    6,500機以上もの機体が生産され、航空自衛隊でも
    1954年から2000年の半世紀にわたり運用されました。

    ロッキードT33A

  • ノースアメリカンF-86F セイバー(ブルーインパルス)

    朝鮮戦争でミグ15と戦い、活躍したジェット戦闘機。
    航空自衛隊発足に伴い、T-33Aと共に日本に導入。
    アクロバットチーム ブルーインパルスの初代機体で、
    1964年の東京オリンピックでは大空に五つの輪を
    描きました。

    F86Fブルーインパルス

※展示品は入れ替えのため変更になる場合がございます。